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2017.05.14更新

こんんにちは。 今日は過ごしやすい天気ですねgya

 

みなさんは、どの歯が痛いのかわからなくなったときありませんか?

歯の痛みは口全体に広がり、どの歯が痛いのかは自分でさえわからなくなることがあります。

 

前歯ならどの歯がおかしいのかあまり間違えることなく言い当てても、奥歯に行くほど正解率は低くなります。歯を刺激して、どの歯に触れたかを回答する実験を行ったところ、3~5本の範囲内の歯を回答して、とくに1歯前方の歯と間違えやすく、第二大臼歯ではその手前の第一大臼歯と勘違いする人のほうが正正解者より多くなるという結果があります。

ときとして、上下の歯痛の区別さえできなくなります。下の奥歯に虫歯があって痛みの原因となっていても、上の奥歯が痛いと錯覚を起こすこと、またその逆も珍しくありません。上の歯の痛みは顔面の知覚、運動をつかさどる脳神経である三叉神経の2番目の枝、下の歯の痛みは三叉神経の3番目の枝によってそれぞれ伝えられます。同じ神経から伝達される信号を脳自身が正確に判断できなくなっているからです。私たちがどの歯が痛いのか言い当てるのは難しいのは当然です。

そのようなことから、トラブルを起こしている歯を的確に診断するためには、上下の歯を同時に見ることができる口全体のレントゲン写真を撮る必要があります。

当院では、もっと精密に撮影できるCTも完備しております。  ご不明な点はスタッフまで

投稿者: マキタ歯科クリニック

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