当院では、歯科医師・歯科衛生士・歯科技工士といったエキスパートがチームワークを組み、相互に協力しながら患者様の欠損治療を受け持ちます。
せっかく作った技工物を長持ちさせるためには、衛生士による日頃のチェックが欠かせません。
歯科技工士は、患者様それぞれの歯にジャストフィットする入れ歯などを受け持ちます。
歯科医師は、残された歯や粘膜、骨に対して出来るだけ変化を起こさせない治療を心がけます。
なぜ歯が抜けたままではいけないのか
奥歯が一本抜けるだけで、ものを咬む力は2割から4割程度失われるといわれています。
また、対向する歯が伸びてくると、横方向へかみ砕くときに障害となってしまうことがあります。
こうした症状を無意識に避け、歯が抜けていない側だけで物をかむようになると、顎のバランスが崩れ、体にも影響を与える可能性があるのです。
ブリッジ
ブリッジは、歯が抜けてしまった際に、抜けた歯の両隣りの歯を削り土台にし、その土台に橋渡しをするように人工の被せ物を入れて抜けた箇所を補うものです。
土台に被せ物を橋渡しのように取り付けるので、「ブリッジ」と呼ばれております。
歯が抜けたしまった時に行う、もっともポピュラーな治療方法です。
メリット | デメリット |
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違和感が少ない 特別な手術を必要としない 一部保険適用が可能 |
隣接した歯を削る必要がある 残っている歯が少ないと使用できない 不衛生になりやすい |
入れ歯
メリット | デメリット |
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残っている歯が少ない場合など、大きな欠損にも対応可能 健康な歯を削らずに済む 一部、保険の適応が認められている |
取り外して手入れをする必要がある 口の中が不衛生になりやすい 慣れるまで違和感を覚える |
金属床義歯
チタン床+メタルティース(12%pd) | 45万円(税別) チタン床 40万円(税別) 軽い素材で腐食がしない為、アレルギー反応も起きにくいチタンを使った入れ歯です。清潔できれいな状態を長く保つことができるイオンプレート仕上げを使用しております。 |
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コバルト床+メタルティース(12%pd) | 35万円(税別) コバルト床 30万円(税別) コバルトクロムは、長年にわたって使用されてきた信頼性のある素材です。熱伝導も良く、美しい状態のまま快適にご使用いただけます。 |
精密義歯+メタルティース(12%pd) | 25万円(税別) 精密義歯 20万円(税別) 金属床と比べると4倍前後の厚みがあります。違和感のないことが特徴ですが、熱が伝わりにくい素材なので、食事を楽しみたい方は別の素材をお勧めします。 |
入れ歯の歯茎に当たる部分を薄い金属で作成した入れ歯です。
レジンと呼ばれるプラスチックで作られた入れ歯に比べて丈夫かつ身体親和性も高いため、長持ちな入れ歯を作成することができます。
金属床義歯3つの特徴
①一般の入れ歯と比べ、約7分の1の薄さで入れ歯を作ることができます。
②食べ物の暖かさや冷たさを、直接味わうことができます。
③残っている歯にあまり負担をかけません。
アタッチメント
アタッチメントのメリット | アタッチメントのデメリット |
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隣接した歯に負担をかけずに、しっかりと装着できる 違和感が少ない 見た目が自然で目立たない |
土台を組み込む必要がある 歯を比較的削る 値段が高い |
インプラント
歯茎に専用の土台を埋め込み、その上に人口の差し歯を装着する方法です。詳しくは、「インプラント」のページを参照ください。