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2017.04.18更新

こんにちは。 今日は何となく暖かいですねrabbit

桜も葉桜に変わりましたflower 新生活の方は、何となくなれてきた頃ですかねnico

くじけてしまうことがたくさんあるかと思いますが、すぐに諦めず、頑張って下さい。

 

今日もお話紹介します。

「痩蛙(やせがえる)負けるな一茶 是(ここ)に有(あり)」。江戸時代後期に活躍した俳人、小林一茶の有名な句です。やさしさとユーモアに満ちた句を生涯2万句も詠んだ一茶は、50歳を前にすべての歯を失ってしまったとか。

「歯ぎしりの 拍子ともなり きりぎりす」。これは、歯がまだ健在だった頃の句にちがいありません。

そして月日が過ぎ、最後の一本の歯が抜けてしまうと、自らの気持ちをこんな句に託しています。

「歯が抜けて あなた頼むも あもあみだ」。歯を全て失ってようやく、噛むことの大切さを悟ったのか、あとは阿弥陀仏の慈悲にすがるしかないと、さすがの一茶も心細くなったのでしょうか。

投稿者: マキタ歯科クリニック

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